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上传人:q1188830 2022/2/23 文件大小:1.57 MB

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文档介绍

文档介绍:: .
査時にこの論文は本当に意味があるかどうか分野でのはっきりした位置づけを、Editor のみ読むコメント
に書いてくれと依頼される場合も数回あった。この状況を、この分野の最大権威の米国人(誰か分かるでし
ょ)に聞いたところ、「実際に細胞内で働く可能性のないものまで掲載されると分野がレベルダウンする。今
の状況は painful だ。自分はこの分野のほとんどの論文は negative な内容だと考えている。」と言われたこと
がある。確かにその通りである。しかし、私自身ではそこまで言い切るには確信がない、というか自信がない。
偽善者にならないために白状すると、実際に内容に納得していないすべての論文審査に reject とコメントし
ているわけではない。そうなると今の状況を肯定するのが自分の意見だろうか?難しいがどちらかと言われ
れば、はっきり否定はできない。ということは、肯定派になる。特に、この手の話をするときには中間派という
意思表示は、無責任に映りとるべき態度ではないと思っている。この場合は中間的な態度をとろうにも結局
はどちらかに流れ、“It depends.”で済まないところの意見を求められるからだ。肯定派になったからには責
任が生じる。何でも責任をとれるわけではないが、この状況を否定しないためには肯定的な結果が必要に
なる。例えば、この分野の論文が増えることで競争がきつくなり、その結果本物志向の研究が出てくるかもし
れない。分野の論文数が増えれば参入者も増え分野が盛り上がることは間違いない。研究人口が増えれ
ば本当に役に立つ研究が出てくる可能性(分母が研究数で良い研究数を割ったなら下がるでしょうが)も高
くなるかもしれない。これが、助け合いになってしまうところが問題だが、ある程度民主主義で動くので仕方
ないところはある。民主主義の悪弊があるなら、それに負けない良いところ(参入者の自覚)を出さなければ
いけない。それは、この分野に参加している人々が分野を高める意識を持って、次の目標に到達できるよう
に切磋琢磨することである。5年後、10年後にこの分野から本当に使えるものが出てくれば今の状況は正
しかったことになる。分野内の人間はその責務を負っていると考えなくてはいけないのだろう。今の状況の
影響で、良い研究を目指してついてくる結果を高レベルにしなくてはいけない、という当たり前のことを改め
て考える機会を持った。

(きくち かずや kkikuchi@ -)生命化学研究レター (2007 June) 3
関関連連シシンンポポジジウウムム報報告告
日本化学会第87 春季年会(2007)
アドバンスト・テクノロジー・プログラム(ATP)
~バイオケミカルテクノロジー~ 報告

東京工業大学大学院生命理工学研究科
三原 久和


平成19年3月25日(日)~3月26日(月)の2日間、日本化学会第87春季年会(関西大学千里山キャンパ
ス)にて、通常のアカデミックプログラムと平行して、アドバンスト・テクノロジー・プログラム(ATP)~バイオケミ
カルテクノロジ