文档介绍:: .
品質の安定化対策検討
材料特性が極端に異なるゴムと骨材が力学的にマッチせ (タイヤ会社)
ず,強度や耐久性が損なわれるとの指摘がなされてきた. ・ リサイクルゴムを用いた高耐久性 AR 舗装技術の確立
しかしながら,近年,米国を中心として,天然ゴムを主成 (道路舗装会社,タイヤ会社)
分とする大型車用の廃タイヤを注意深く破砕して得られ ・ トラックシミュレータによる AR 舗装路面の評価技術の
る特定の小粒径のゴム粉をベネズエラ産原油から得られ 確立(大学)
るアスファルトと混合し,特定の条件下で一定時間熟成す ・ AR 舗装化による路面性状改良がもたらす総合走行快適
ることにより,ゴム粉がアスファルト中の軽質成分で膨潤 性向上の定量化(大学)
し,高粘度化した改質バインダが得られることが報告され ・ 低騒音 AR 舗装の製造技術の確立(道路舗装会社,タイヤ
るようになった.これをアスファルトラバー(以下 AR とい 会社)
う)と呼ぶようになったが,これを骨材と混合することで, ・ 試験施工を通じたバインダ製造・貯蔵技術,施工技術の
骨材周りに厚いバインダ皮膜を持つ特性が得られ,骨材と 確立(タイヤ会社)
骨材の噛み合せが強化された高耐久性舗装が得られるこ ・ 促進載荷装置を用いた耐久性向上効果の定量化と舗装
と,さらには,道路騒音低減効果のあることが認められる のトータルライフサイクルコスト削減効果のシミュレー
ようになった. ション(大学)
本研究では,予備実験により中東産原油から得られるわが ・ アスファルトと廃タイヤのゴムを一体化した場合の雨
国のアスファルトを用いた場合も同様な効果があること 水による溶出・粉塵等を含めた環境影響評価(タイヤ会
をある程度確認しており,この技術をさらに高度化して, 社・大学)
わが国で密粒度アスファルト混合物や SMA 混合物に広く3. 共同研究の必要性について る.
民間会社は,まずタイヤ会社が原材料としてのリサイクル ・ リサイクルゴムを用いた,汎用性ある画期的な高耐久性
ゴム粉について,ゴム種,破砕法,粒径,配合量等の最適 舗装の開発および実用化により,補修を含む道路のライフ
化,ゴムの膨潤挙動ならびにモルフォロジー観察,バイン サイクルコストを抜本的に低減しうる.
ダ基礎設計などを担当し,改質アスファルト製造会社が中 ・ AR 舗装の低騒音化機能により,防音壁を立てることな
間製品